先週土曜日に大学時代の友人から「着物でお出かけしない?」とお誘いが来て行って参りました!
秋の鎌倉。去年行った時も微妙な紅葉だったので今度こそ!と意気込んで居たのですが・・・
先ずは鎌倉五山の一つ、円覚寺を目指します。
11時に北鎌倉駅に待ち合わせをして、11時きっかりに到着。
えぇ、駅に着いたのは11時きっかりだったのですがね。改札を通ったのは20分後でした。
この日、秋晴れの良いお天気で紅葉の見頃が間近なこともあり、北鎌倉の狭い駅は人!人!人!の大嵐
人波で前が見えな〜い。。。
向かいのホームに行くには遮断機のない線路の上を渡っていく様なこぢんまりとした田舎の駅なのですが、私の降り立った側のホームにある改札は一つ。
皆さん、降りた場所から改札へ向かって大行列です。
んで、電車から降りた人が全員改札を出きらない内から次の電車がまた到着して、さらに降りてくる人たちでごった返す駅。ひどい・・・
私は比較的前の方の車両だったので15分で出られましたが、後ろの方の人は30分掛かったかもね・・・
さて、気を取り直して半年ぶりの友人との再開。
この日、友人は大柄の紅葉や椿の織り模様の素敵な大島紬を着てまして、私がアンティークの芥子色の羽織に破れ麻模様の紺色の着物でした。
お互い、お互いの着物に興味津々(笑)
やっぱ一緒に着物きて歩ける人がいると楽しいわーー
さて、今年の紅葉は・・・・
今年も残念な結果に
まだまだ青葉が茂って色づいた葉がぽつぽつある程度。
まぁ色づいた部分は綺麗でしたが、残念。
さて、お昼は北鎌倉駅を挟んで円覚寺とは逆方向の「GALLERY NEST」へ行って参りました。
眺めがとてもいいという口コミだったので選んで見たのですが・・・
迷った(笑)
何せ初めて行くところなので、2度程お店に電話をする羽目に。
細い路地の階段をえっちらおっちら登り、墓地をくぐりぬけ、閑静な住宅街を入ったところにお店はありました。
・・・これ、民家だよな(笑)
モダンなデザインではあるんですが、明らかに民家を改装してお店を営んでいる様子。
ネットの口コミでも人気があるようだったので覚悟はしてたんですが、1時間待ちました
でもさすがは女同士、空き時間なんか全く関係なかった!(笑)
話しててあっという間でした。
この日選んだのはハンバーグランチ。
サラダ、スープ、メインディッシュにライス、デザートが付いています。
人参のサラダ
人参のポタージュ
青じそと胡麻ソースのハンバーグ
焼き林檎パイのアイスクリーム添え
全体的に、ごくごく普通の家庭料理という雰囲気。
青じその千切りがたっぷり添えてあるハンバーグは家でも真似出来そう。
胡麻のソースも美味しかったので今度レシピを考えてみようかなぁ。
焼き林檎パイは、林檎がアツアツでとろけてました。アイスクリームと一緒に食べるのが美味しい
欲を言えば、このアイスクリームがラクトアイスじゃなくて自家製だったら最高だったかも。
お店からの眺めは良かったです。
返す返す紅葉がもう一足早ければ・・・と思っちゃいました。
夏はテラスを開放していて、岡の下から吹き上げてくる風が涼しくてビールが最高に美味しいそうです
さて、ランチを堪能した後は小町通りでお買い物しようと鎌倉方面を目指すことに。
が、北鎌倉駅近くで骨董屋さんを発見して寄り道。
・・・ついに骨董に手を出してしまいました(笑)
こちらの店主さんは30歳の女性で、高校の時から骨董に魅了され日本全国海外へも飛び回っていたんだそうな。
お話を聞いていて骨董に掛ける熱意がほんとに熱かった(笑)
お茶をやっていると話したら色々とお道具を見せてくれました。
お姉さん、多分相当な値打ちものと思しき壺やら茶碗やらを豪快に扱いなさる。
すげー・・・・(笑)
まだまだ骨董入門見習いの私と友人は恐る恐る触ってました。
で、その中から選んだのが白い薩摩焼きの棗。
お茶には薄茶(一般的に想像される抹茶)と濃茶(複数人で茶碗を飲み回すどろどろの濃ゆーいお茶)があります。
濃茶の入れ物茶入れと言って焼き物、薄茶の入れ物は棗と言い漆・蒔絵のものが一般的です。
私も友人も陶器のお棗を見るのは初めてでした。
二人とも気に入って、「お茶会の主役もはれる棗だね〜」などと話してたんですが、まだまだ始めたばかりなので、お道具を持つというのもかなり勇気のいることでして。
でも結局買っちゃいました・・・・
帰る道すがら、「こつこつ道具を集めて、いつかお茶会しよう!」と二人で(一方的に私が)誓ってきました。
高〜い買い物だったけど、やっぱり少しずつ気に入った道具を集めて、いつかお茶会開きたいなぁ。
また着物きて、一緒に骨董巡りしよう!ということになったので鎌倉レポートはまだまだ続きそうです。
次回は来年、桜の咲く季節かな?