今週は忙しかった・・・
新しい案件を新入りさんと二人でやらねばならず。
来週が山場なので頑張って乗り切らねば(-公- )・・・ハァ。
腰の痛い中残業頑張った自分へのご褒美に昨日は幕張の映画館でレイトショー。
えぇ、直前まで仕事してましたとも。
昨日鑑賞したのは以前から気になっていた『
テラビシアにかける橋』。
ファンタジーでありながら、究極の現実。
小学5年生のジェスは、大人しい性格と家の貧しさ故にいじめられっ子。
諦めることに慣れ、大好きな絵を描くことに没頭する毎日。
そんなある日、同じクラスに転校生がやってきた。
運動神経が良く、勉強も出来る快活で爛漫な女の子、レスリー。
しかしレスリーもその豊かすぎる想像力でクラスからは浮いてしまう。
はみだした者同士仲良くなった二人は、放課後秘密の場所で二人だけの王国テラビシアを作り上げる。
テラビシアでの冒険に没頭する二人だが、ある日突然、過酷な現実にさらされる――――。
というのが映画紹介の冒頭文。
とても良い映画でした。子役二人の演技に魅了されます。
レスリー役のアナソフィア・ロブの笑顔にやられてしまいました。可愛いのぅ。
ジェス役のジョシュ・ハッチャーソンもあの割り切ったようなアンニュイな表情。
父親に苦しい心を吐露する場面では涙腺が大決壊でした・・・・
この映画には随所で今流行のファンタジーなCGが鏤められています。
二人がテラビシアでの生活に没頭し、想像力が豊かになればなるほど、空想の世界が現実に近づいてくるように、その世界ははっきりと姿を現します。
が、描かれるのは究極の現実。生と死、希望と絶望、そんな対局にあるものが随所に描かれています。
私も小さい頃は秘密基地とか作って遊んでたなぁ。
暴走族を捕まえよう!とか言って裏山の神社に罠を作りにいったり。
暴走族なんかかすりもしない田舎なのに・・・・・(笑)
ジェスとレスリーの二人がしていることは誰しも似たような思い出を持っているかもしれません。
いじめっ子が怖くてやり返せなかったり、ちょっとした思い遣りを見せることが恥ずかしかったり。
子ども達が過酷な現実に晒された時、手を差し伸べる大人たちの優しさもいい。
大人だって昔は子どもだったのに、いつの間にか現実の生活での枠組みに慣れていって、枠なんか知らなかった自由な子ども姿を忘れてしまう。
でも積み重ねてきたものは、子どもだった自分に比べたらきっとずっと重くて深いもの。
その積み重ねから子ども達の苦しみを理解して、そっと寄り添う優しさが垣間見れる場面ではやっぱり号泣・・・。
ラストシーンは解釈の色々別れるところでしょうか。
私はちょっとブラックな解釈になりましたが・・・
人間の弱さと強い再生力、優しさと残酷さが見え隠れするラストだったような気がします。
でも新年1作目がとっても良い映画でよかった!!
去年はお茶だ和裁だと上手くペースが掴めなくなっていたから、今年はうまいこと調整してレイトショーにもちょくちょく行きたいな。
折角良い映画館が職場のそばにあるしね。
けど、私の見たい映画ってどうして小規模展開なんでしょうか・・・・。
あと、テラビシアの公式ページでMISIAの曲が掛かるんですが・・・どうにも映画のイメージと全く噛み合わないんだが・・・
私はMISIA大好きですけどね。
*****今後みたい映画リスト**********
・潜水服は蝶の夢を見る
・世界最速のインディアン
・キサラギ
・魔法にかけられて
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うち2作品はリバイバル上映中、でもどれもこれも銀座とか渋谷とかの単館上映でして。
行けるかなぁ・・・・
魔法にかけられては久々にディズニー映画で見たいと思った。
勝手にギャグ映画だと思ってるんですが、ファンタジーですか?